第260回 【 伝説の 輝く夏 ふたたび 】
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あるペンションの庭。人生に希望を抱く少女ロレットと、未来に不安を抱いて話ができない弟。そこに住むおしゃべりな猫2匹。夏の日々が、夜と昼の時間が庭を過ぎていく……。
『夏』の物語が自然でおいしい風となって、黒ずくめの舞台に吹いてくる。かすかな土の匂い。田舎の優しい時間がAI時代の都会の若者を包んで行く……。
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2018年が早くも終わろうとしている。強すぎる嵐に何度も襲われた今年だった。
来る年には輝かしい夏の光が溢れますように。
【夏】同人会アトリエ(世田谷区経堂1-27-9)12月16日まで観劇料4000円 学生3000円 お問い合わせ03-3470-0750、080-3919-2414まで。
写真上 ヴァンガルテン作大間知靖子訳『夏』の舞台稽古から
写真中 企画・演出の佐藤正隆さん
写真下 1968年、蝎座の初演パンフレットの写真。加賀まりさんと山口崇さん。(「青春1968」(彩流社版)より)。
オリンパスOM-D E-M1 MaekU M.zuiko Digital 12-100 mm F4
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