making of 「石黒健治展 2011」

1月7日午後1時。JR福井駅へ降りると、駅前はおだやかな光にあふれ、空気は柔らかで、ぴりぴり乾燥した東京から来ると、ほっとします。まずは「おろしそば」を食べて腹ごしらえ。実は品川駅から約4時間、飲み物もお弁当も我慢してきたのです。おろしの辛みがほんとにおいしい!
食べ終わってお店を出ると、太陽は隠れて、粉雪が降っていました。


飾り付けは、宮崎光二先生の指図で、大胆に、スピーディに進みました。宮崎先生は福井大学の美術の先生で、ギャラリーの代表でもあります。ギャラリーの学生スタッフが、てきぱきと無駄なく動くのに感心して、ぼくははただ見ているだけ。


宮崎先生と学生スタッフです。


で、このようなディスプレイとなりました。会場の狭さを逆手にとった、初めての経験です。


ポスターをデザインしてくれた酒井さん(左)とリーフレットの裏面を担当してくれた明城さん。


「広島Hiroshima Now」の前で、取材にきてくれた福井新聞文化部の藤野大輔さんと宮崎先生。


トークショーが始まる前に、ギャラリースタッフの三田村まどかさん。「会場の真ん中で座ってみていると、大勢のスターたちから逆に一斉に見られているような気がします」彼女は今秋結婚の予定とか。残念。


東京からバスで来てくれた本多くん(左)と富山から来てくれた河上くん。右は福井大学美術部准教授湊七雄先生。


皆さんありがとうございました。

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